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【アブダビ】モスクに行くなら朝イチがおススメ

2020/03/12
 

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40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

クルーズ旅行の一環でアブダビに寄港される方に特に読んでほしいのですが、UAE(アラブ首長国連邦)の首都でもあるアブダビの市域は972平方キロ(東京23区が621平方キロなので東京23区の1.5倍強の広さ)ですので、思っているよりも広く、一方で、見どころが点在していため、一日ですべてを見て回ろうとするには、なかなかハードスケジュールになると思います。

クルーズディレクターも注意喚起してくれますが、下船したら歩こうと思わずに、Uberやタクシー、バスを使って中心街に行きましょう。ヨーロッパの都市をクルーズで巡る場合、下船して5分も歩けば街の中心地に行ける距離感ですが、アブダビは違います。建物が近くあるように見えても、それは建物が大きいからだけであって、実際はかなり遠いです。

クルーズ船の寄港地から、個人的な見どころを線で引いてみました。赤色がシェイク・ザーイド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)に行くまでの道のりです。モスク自体はアブダビ空港の近くにあります。青色がルーブル・アブダビ(Louvre Abu Dhabi)に行くまでの道のり、緑色がエミレーツ・パレス(Emirates Palace)に行くまでの道のりを示しています。線を見てもわかるように点在しています。

効率よく回るとしたらUberを駆使して、混み始める前に朝イチでモスクに行き、午後はエミレーツパレスの「LE CAFE」(事前予約推奨)で金箔カプチーノを満喫しながらアフタヌーンティー、夕方はルーブル・アブダビを訪問というスケジュールが良いかと思いますが、この場合でも、トワイライト時のライトアップされたモスクを訪問することはできません。アブダビは少なくとも2日間滞在が必要な都市だと思います。

シェイク・ザーイド・グランド・モスク訪問

今回は、シェイク・ザーイド・グランド・モスク(以下、「モスク」)を紹介しようと思います。モスク入場にあたって入場料はないものの、QRコードを発券しなければならず、発券機に慣れていない人も多いため、すぐに長蛇の列になります。(事前予約、QRコードの事前発券の方法については、別記事にまとめようと思います。)なお、QRコードは途中で捨てたりしないようにしましょう。いろんなところでチェックポイントが設けられており、都度、見せないと前に進めません。

モスク自体は、アブダビ空港の近くにあり、遠くからでも確認できるほど大きく歴史を感じさせますが、実は建物の歴史は浅く、2007年に竣工したばかりです。数百年も前からあるのかと錯覚を起こすくらいモスク自体が荘厳です。前方にモスクが見え始めてテンションが上がるものの、ここから、さらに10分くらい自動車は走り続けます。ちなみに、港からUberで向かう場合、片道約30分、料金は70AEDくらいでした。

なお、訪問時間に注意が必要です。金曜の朝は参拝者のみに限られますので注意が必要です。なお、金曜は16:00から22:00までです。金曜朝以外の日程は、一般訪問者にも公開されており、土曜~木曜の9:00から22:00まで(最終入場時間は21:30)です。

モスクの入り口はスーパーマーケット

モスクに着いても、地上で降ろされることはなく、地下駐車場を潜り抜けて降車場に向かいます。降車場は、Earthというスーパーマーケットの目の前です。地下のショッピングモール自体、改装中で多くのお店が内装工事中でしたが、見た目が荘厳なモスクを見せられて、地下に向かい、降ろされたところがスーパーマーケットの目の前。そして、スタバやらカフェやら、いろいろな西洋文化的なお店で両脇を固められた通路を潜り抜けて、モスクの入り口に辿り着く。。モスクの荘厳さと欲望の資本主義が入り混じったところです。ちなみに、モスク自体は無料で入れますので、観光客向けに開放するというのは、自然とこういうお店の誘致も必要ですね。

服装に注意

モスク内のドレスコードはかなり厳格です。特に、女性のドレスコードは厳格です。体のラインがわかるような服装はNGで、髪の毛はすべて覆われていなければなりません。モスクの中にも係員がおり、髪の毛が出ているようだと、すぐに指摘を受けます。誰が着たのかもわからない民族衣装の貸し出しも行われていますが、借りていては時間のロスですので、民族衣装を借りてインスタ映えを狙うか、時間を優先するか、判断が分かれると思います。私たちは、時間を優先しました。なお、男性も肌の露出が多い服装は避けましょう。

明るい地下道を抜けてモスクに向かう

地下で降ろされ、モールを抜けて、QRコードを見せて、ようやく前に進めるようになると、地上から光が射し込んでおり、少しずつ、モスク感がでてきます。

モスク(外壁)

白壁のモスクに、雲一つない青い空はとても合います。中東旅行で一番ありがたいことは、天候を心配しなくていいことではないでしょうか。だからこそ、こういうステキな光景をしばしば目にすることもできます。

風はまったく吹いておらず、水面は鏡のようになっています。いろいろな国から観光客が来ていますが、この水面を大事にしようという気持ちもあってか、石やコインを投げ入れるような人はまったくいません。むしろ、しません。なお、角度によっては逆さモスクを撮ることができるかもしれません。

モスク(内廊)

モスクの正面。時計回りに内廊下を歩いて、下の写真に見えているところに行きます。なお、目の前には、芸術が施されたタイル(大理石?)が敷き詰められていますが、ここは立ち入り禁止です。

内廊下を歩く前に、インフォメーションセンターがあり、音声ガイドを無料で借りることができます。(一時的にパスポートを預ける必要があります。パスポートをクルーズに預けている場合には、下船時に上陸許可証をもらえますので、その許可証を預けます。)

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日本語を選択できますので、英語に不慣れな人も安心して音声ガイドを楽しむことができます。

ドーム型の天井から吊り下げられている花模様に装飾が施されたシャンデリア。

花草模様の螺鈿細工です。螺鈿細工とは、貝殻の内側の光沢をもった真珠層の部分を使った細工のことをいいます。

このシャンデリアも豪華絢爛&圧巻です。これまで西洋的なシャンデリアしか見たことなかったので、ただただ、圧倒されました。

螺鈿細工が施された柱が等間隔に並び、モスクを支えています。

世界ふしぎ発見に出てきそうな一コマですが、これまで目にしてきたアートとは全く異なるので、ずっと見ていると、魅せられて吸い込まれそうな感覚に陥ります。

最後に

私たちは11時頃にモスクを後にしてUberでクルーズに戻りましたが、QRコード発券機も、QRコードを見せるところも既に長蛇の列でした。

アブダビのクルーズポートは、ドバイよりもコンパクトですが、コンパクトだから必要最低限のものしかなく、クルーズポートだけで疲れることはありません。

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