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【日銀】日銀保有のETFの取得単価の試算【UPDATE201906】

2019/08/05
 

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40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

前回記事は、日銀の決算発表後、スピーディーに投稿したせいもあってか、私なりにそれなりにアクセス数が増えました。読んでくださった皆様、ありがとうございます。

 

2019年5月31日時点のETF取得単価試算の前提

2019年3月31日以降も、日銀は継続的にETFを取得しているので、以下の前提をおいて、2019年5月31日時点のETF取得単価を試算しました。

  • 2019年3月31日時点の取得単価:18,336円
  • 終値で取得
  • 指数連動型上場投資信託受益権を日経平均

指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果”によると、日銀は2019年4月1日から5月31日までの2か月間で1兆358億円を取得しています。

ETF買入結果はいつ、いくら取得したか公開されているため、加重平均をする形式で日経平均ベースの取得単価を試算しました。

日経平均は18,336円から18,456円へ(2019年5月31日時点)

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この2ヶ月の間に、日経平均は907円下落する一方で、日銀の取得単価は119円上昇し、18,456円と試算されました。結果として、4月1日時点で17%程度あった含み益率は5月31日時点では11.6%に下落しました。

なお、6月3日にも717億円相当のETFを取得していることを踏まえると、直近の試算では18,461円(含み益率は10.6%)です。

今後の戦略を考える

ETFを買い続ける日銀が、ETFで含み損を抱えるのは時間の問題です。個人投資家は自分が保有している日本株をさっさと売却する(市場を通じて、いずれ日銀に買い取ってもらう)という戦略が一番損をしないと思います。米中問題等、ますます先が読めなくなってきているので、これまでよりも一層、”勝とうと思うのではなく、負けない投資”が重要となってきますね。

一歩退いて静観(一時的に現金比率を高める)のも投資戦略としては有効です。

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