駐在生活:日本から持参不要の食料品。現地調達・代替可能なものは船便で運ぶ必要なし
海外駐在の辞令が渡されると、駐在のしおりとか、駐在マニュアル、海外赴任安全のしおりとかいろいろと渡されるかと思いますが、そういったものには一切載っていないであろう、でも、重要なことは食料の現地の調達事情だと思います。駐在先がいくら先進国だったとしても、日本で慣れ親しんだ食料が現地でも手に入るかどうか、手に入るとしても値段はどのくらいか、などなど。
いざ、船便で発送しようにも、重いし、嵩張るし、冷静に考えると、日本からはるばる海外に運ぶには見合わない食料も多くあります。
ここでは、私が住むドイツの話ですが、現地で代替可能・調達可能(つまり、日本から持ってくる必要なし!)の食料品をいくつか紹介します。
目次
麦茶
夏になると、ごくごくと飲みたくなる麦茶ですが、基本、麦茶そのものは手に入りません。ただ、麦茶は、ネスレが出しているCaroで代用できます。ヨーロッパをはじめ、ニュージーランド、オーストラリアのスーパーでも入手可能です。なお、アメリカでは、”Pero”という名前で売られています。ドイツでは、ReweやRealなど多くのスーパーで買うことができます。
Caroは代用コーヒーの位置づけで、コーヒー豆ではなく、大麦などから作られているということもあるので、もう麦茶です。
飲み方は、薄めに水に溶かすだけで麦茶風味になります。ちなみに、ノンカフェインです。
気になる値段は、200g入りで約3ユーロです。たまにセールの対象になります。
パン粉
揚げ物はしないからパン粉は不要という方も多いかもしれませんが、ドイツでは、初めからキッチンにオーブンが備え付けられている物件が多いです。日本の家にはなかったオーブン。時間もあるし、何かオーブンを使ってみたいというときに、鶏肉にパン粉をまぶして焼くなど、手軽にできます。(オーブンに放り込むだけでいいので、我が家では、冷凍ピザ・野菜・フライドポテトを放り込んで放置、という晩御飯も多いです。)
話が脱線しましたが、パン粉はドイツにありますし、おそらく他の国にあると思います。その名も、”Panko”なので、スーパーでも迷わないと思います。140gで約1.3ユーロです。ドイツでは、ReweやRealなど多くのスーパーで買うことができます。
片栗粉
しょっちゅう使う機会がないけど、海外で手に入るかわからないものNo1に上がるであろう片栗粉。とはいっても、和食でとろみをつけたいときなど、いつも片栗粉にお世話になっています。
ドイツでは、Kartoffelmehlという名で売られています。しかも500gで約1ユーロ。わざわざ、日本からの船便に入れる必要はありません。ドイツでは、ReweやRealなど多くのスーパーで買うことができます。
焼きそば
たまに、無性に食べたくなる焼きそばですが、これもドイツで手に入ります。
しかも、天下の日清食品、日清焼きそばですので、安心感もあります。袋めんは、1食約70セントで手に入ります。ドイツでは、Reweで見つけることができました。なお、カップ焼きそばもあります。種類はシーフード、チキンなどです。他にも種類があるようですが、私は見たことがありません。
ラーメン(出前一丁)
まさかの出前一丁も海外で手に入ります。ドイツでは、袋めんが1食約70セントです。なお、カップヌードルも売られていますが、1食約1.1ユーロです。