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【ベリーズ】クルーズ会社のプライベートアイランド:ハーベストキー

2020/03/12
 

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40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

Unbelizeableなベリーズ

中央アメリカの東側に位置するベリーズは、ホンジュラスの北西に位置し、リゾートアイランドのロアタン島からも近いところに位置しています。ベリーズには、Caye(キー/ケイ)という標高の低い島が多数点在し、クルーズ会社のプライベートアイランドとして利用されています。(小国だからこそ、安定した観光収入・雇用維持にあたって、クルーズ会社に賃貸するというのは良い方針だと思います。)

先に小国と言いましたが、ベリーズの人口は約38万人、国土は四国より少し広い程度です。ベリーズは1981年に独立を宣言し、1991年にグアテマラが承認した国という歴史もあり、グアテマラとの国境は綺麗に直線が引かれています。なお、外務省の調べによると、ベリーズにいる日本人は45名(2017年10月現在)です。

バスのバックミラーには、”Unbelizeable”とベリーズ推しなステッカーが貼られています。

 

ハーベストキー

ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングスのプライベートアイランドであるハーベストキー(Harvest Caye)に寄港できるクルーズラインは、ノルウェージャンオーシャニアリージェント・セブンシーズに限られます。

カリブ海には、他にもクルーズ会社が開発したケイが点在しており、例えば、ロイヤルカリビアンクルーズは、ココケイ(Cococay)をプライベートアイランドとしています。

カリブ海クルーズで、プライベートアイランドを保有するクルーズ会社にとって、以下のメリットが挙げられると思います。

  • 急に行先変更が必要となった際に寄港地として利用可能
  • ルートを組みやすくなる
  • 寄港地での売上も自分の売上(テナント収入も入る)

船尾の自室からハーベストキーを眺めます。少しの波で海に覆われるのではないかと思うくらい島と海面の距離が近いことがわかります。

船まで延びている桟橋を歩いて岸に向かいます。思ったよりも遠く、少し歩きます。片側はバギーが走っており、無料で載せてもらえます。(乗っている方の多くは、シニアな方々でした。)

この立て看板だと、イマイチですが・・・

しっかりとモニュメントがあり、記念撮影のポイントにもなっています。

ハーベストキー自体は、プライベートアイランドということもあり、エクスカーションに参加する際は、テンダーボートに乗り換えて、大陸に向かいます。遠くに我が家が見えますが、水面を見てもわかるように波が本当にありませんでした。

 

マヤ文明体験ツアー

私たちは、マヤのシャーマンと巡る薬草散策ツアーっぽいエクスカーションに申し込みました。エクスカーションはいくつか用意されていますが、他には、チョコレート工場やホットソース(スパイシーソース)の工場見学ツアーなどもあります。バスに乗って1時間ほど内陸に進みます。

車窓からの風景は、日本とは明らかに異なりますが、スプライトの看板が出ていたりします。なお、ベリーズには、信号は一つしかないということです。十字路も見晴らしよいし、また、交通量が多くなく、かつ、まっすぐな道が結構続くので問題ない気もします。十字路もラウンドアバウト(ロータリー交差点)となっており、自分が進みたい方向に円を描くように走行します。

唯一、スピードの出し過ぎによる事故が心配ですが、メキシコのコスタマヤと同様に、ドライバーがスピードを出しすぎないように、また、往来が多い箇所には凸凹(ロードバンプ)が設けられているため、道路を往来するドライバーは、看板を見て速度を緩めて、凸凹で車体を傷めないように気を付けています。

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1時間ほどバスで走った後、マヤ文化センターのようなところに着きます。といっても、この雨をしのげる屋根がある広場と、舗装整備されたジャングルが周囲にある程度です。

このおばちゃんがマヤのシャーマンということですが、マヤの伝統料理のレシピ本をAmazonで出品していたりします。アマゾンでマヤの料理本を発見できるとは。

知らない文化に触れるいい機会でしたが、密林の中を歩いて、薬草を探す!というよりかは、密林の中でも予め舗装された砂利道を歩いて、自生している薬草の効用を聴いたりするだけですので、期待値を高くして参加したら少しがっかりするかもしれません。

薬草ジュースの作り方の実演もあるのですが、3分クッキングを見ているかのようにテンポよく進みます。裏を返せば、既に出来合いのものがあるので、期待値を高くして参加したら少しがっかりするかもしれません。

なお、注意事項になりますが、密林ですので、蚊を含めていろいろと多いです。特に蚊が多いです。蚊に刺されないように虫よけスプレーは必須です。それと、服の素材も確認しておいた方がよいです。(アメリカで買った虫よけスプレーを服の上から吹きかけたのですが、繊維が脆くなってしまいました。スプレーの注意書きには、特定の繊維に対して使わないように、しっかりと書いてありましたが、注意書きが細かく英語で書かれていたこともあり、見落としていました。)

ベリーズのお土産

ベリーズ特有のお土産はチョコレートです。MOHO CHOCOLATEのチョコレートは板チョコがメインです。カカオニブ、チリ、ジンジャー、アーモンド、ソルト&ライムなどが入った板チョコなども用意されており、色々な板チョコを試食したうえで買うことができます。私たちはダークチョコを買いましたが、濃厚でカカオの風味が口の中に広がり、純粋に美味しいです。

MOHOチョコ以外のベリーズ特有といったものは、残念ながらハーベストキーでは見当たりませんでしたが、カリブ海の寄港地に点在するお土産として、カリロハ(CARILOHA)がありました。カリロハは竹の繊維でできた高級シーツや下着類を取り扱っているお店です。私は下着だけ買いましたが、履き心地がいいですし、高級シーツも寝心地(触り心地)が良かったです。シーツを買うつもりないとしても、カリブ海クルーズに出かける際は、念のため、自宅のベッドのシーツの寸法をメモして行くことをおススメします。

そして、クルーズ船に戻る

半日のエクスカーションで、船に戻るのは15時前くらいでした。ランチはつかないエクスカーションですので、桟橋を歩いて我が家に戻り、ビュッフェでハンバーガーとポテトを頂きました。

エクスカーションに参加せず、ビーチで何もせずに日光浴する選択肢もあったかと思いますが、ベリーズという、人生で訪問する機会が1度あるかないか国ということを勘案しても、エクスカーションに参加して大陸に上陸する価値はあったと思います。

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