【ブダペスト】中央広場のクリスマスマーケットは、ぼったくりプライスでがっちり!
がっちりマンデーという番組は今もやっているのでしょうか。クリスマスマーケットでインスタ映えする写真を撮りたい、クリスマスマーケットの屋台で食べるという経験をしたい需要と、その需要を満たす供給。値段は文字通りプライスレス。
さて、11月後半になると日本もそうだと思いますが、ヨーロッパの多くの都市では至るところでクリスマスマーケットが開かれ、屋台が軒を連ねます。ブダペストも御多聞漏れず、クリスマスマーケットが開かれますし、凍てつくような寒い夜の中だからこそ暖色系の電球に温かみを感じますし、それにクリスマスの風情も感じます。
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ブダペストのクリスマスマーケット
キリスト教の影響もあり、欧州のクリスマスマーケットに行くにあたって注意したい点が1つあります。それは、営業時間です。特にクリスマスイブ(12/24)は14時頃にはお店が閉まります。12/25、12/26もお店の営業時間に要注意です。例えば、デュッセルドルフ(ドイツ)では、12/24は15時に営業終了、12/25は閉店、12/26は午後過ぎから営業開始、という具合でした。なので、欧州のクリスマスマーケットに行かれる方は、事前に”Christmas market xxxx(都市名) xxx(行く年)”といった具体にGoogle検索をして調べてから行かれることをおススメします。現地の言葉がわからなくても、営業時間は数字表記ですので、なんとなくでもわかるかと思います。
ブダペストのクリスマスマーケットはブダペスト中央広場にて毎年11月後半から翌年の1月1日まで開催されます。12/24は14時までの短縮営業となるものの、12/25-26は10:00-18:00の営業でした。なので、12/24を除けばクリスマスマーケットの営業時間が観光プランに影響を与えるというようなことはないかと思います。
ブダペスト・マリオットホテルからブダペスト中央広場までの行き方は、以下の地図のとおりです。(私たちが滞在したブダペスト・マリオットホテル(ドナウ川ビュー)の宿泊体験記はこちらから)
値段を気にしなければクリスマスマーケットは楽しめるかと思います。
屋台メニュー
ハンガリーと言えば、グラーシュ・スープ(牛肉とパプリカの煮込みスープ。ドイツやチェコでも見かけます。)、フォアグラ、蜂蜜などを頭に思い浮かべる方が多いかと思います。フォアグラは、屋台ではなくナイフとフォークを使ってレストランで美味しく頂いてきましたので別の記事にまとめます。なお、ブダペストに限らず、ヨーロッパは赤子連れ、ベビーカー持ち込みを受け入れてくれるレストランが本当に多いです。赤子連れの旅行は何かと大変ですが、(ゆっくりとご飯を食べられるかはさておき)せめて郷土料理を食べてください。
話が脱線しましたが、ブダペスト中央広場のクリスマスマーケットの屋台は、日本で思い描くような屋台という代物ではなく、本格的な小屋です。
豚の丸焼きとかソーセージとか、高カロリーであることが一目でわかる、でも、寒いからこそ食べてエネルギー補給したくなる料理がいろいろと並べられています。
ソーセージを焼くのも本格的ですし、そもそもソーセージが大きい!日本人が1人で食べきれないようなサイズです。
そもそも小屋と呼べるのかわからないようなしっかりとした厨房には、会計を担当する人のほか、分業制でそれぞれが持ち場についてサーブしていました。
この屋台料理、いくらすると思いますか?
揚げパンの上に、ポテサラっぽいのとグラーシュぽいのが乗った、がっつり・こってり系の料理です。ブダペストの通貨をユーロ建てにすると幾らか、日本円建てにすると幾らかすぐに換算できず、また、後ろには列ができていて待たせている&プライスリストがどこにあるかわからない(レジを打ってもらって初めて値段を知る)ような状況ということもあり、そそくさと思考停止状態で決済しました。この屋台料理、いくらすると思いますか?頭の中で数字を思い浮かべてから、下にスクロールしてください。
フォアグラよりも高い屋台料理の驚きの値段
テーブルに着いて、ご飯食べて、落ち着いてよくよく計算してみると、1フォリント = 0.38円、1フォリント=0.0026ユーロで電卓を叩いてみると、なんと、上の写真の料理1品で4,400円!30ユーロ!です。絶対、おかしいと思って食べている途中でしたが、レジに詰め寄ってみたところ私たちと同じように違和感を感じている他の観光客(イタリア人)が一足先に店員に詰め寄っていました。ちなみに、メニュー表は壁に小さく書かれていました。
30ユーロがどのくらい高いかと言うと、マリオットホテルのコンシェルジュに近場でハンガリー料理を食べられるお店を教えてもらい、Vigvarjuという中央広場の近くのレストランでたらふく食べましたが、そこは、フォアグラが10ユーロちょっと、メインの料理が15-20ユーロくらいのプライスでした。(一皿のボリュームもそこそこあったので、デザートは持ち帰りにしてもらいました。)
ブダペストでクリスマスマーケットを観光される際は眺める分には申し分ないですが、飲食の値段がべらぼーに高いことを予め肝に銘じて、旅先で嫌な思いをしないようにしてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。”ツイート”や”いいね”を押してくださると励みになります。