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【Global X】日本初上陸の米系ETF運用会社は韓国資本の資産運用会社

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

2019年9月10日付の日経新聞の記事に、アメリカの資産運用会社であるGlobal Xと大和証券投資信託委託が日本で合弁企業を設立して2020年前半に第一号ETFを東証に上場させる旨、記事が載っていました。新聞では、これだけの非常に小さな記事でしたが、個人的にGlobal XのETFは情報開示の透明性が高いので、よく参考にしていますし、過去何回か、このブログでも紹介してきました。今回、改めてGlobal Xのウェブサイトを見ていたら、一つ気づきました。

2018年7月にGlobal Xは韓国資本のMirae Assetの傘下入り

Global Xについて、2018年7月2日にソウルを拠点とするMirae Asset Managementに買収されているので、Global Xは米国に所在する韓国資本の資産運用会社と位置付けられますが、個人的には、世界中から投資家の資金を集めて資産運用する会社にとって国籍は関係ないと思っています。結果がすべてです。

 

Mirae Asset Managementとは

Mirae Asset Managementは1997年に設立されたソウルを拠点とする独立系の資産運用会社であり、ウェブサイトによると2019年7月31日時点において14ヵ国に展開し、グループの全従業員数は約12,700人、AUMは約3,840億ドル(約40兆円超)の企業です。レオスキャピタルさわかみ投信のようにな井の中の蛙で日本国内にとどまっている独立系資産運用会社と比較すると、違いがよくわかります。

正直、韓国に、このような規模の資産運用会社があるとは知りませんでしたし、ウェブサイトを見ても、どこの国のウェブサイトかわからず、ニュースリリースのページも今風です。

Global X: わかりやすい運用方針

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韓国資本の傘下になっているGlobal Xが運用するETFを日本の証券口座を通じて買うことはできませんが、Global Xが運用するETFは投資方針がわかりやすいです。ETFの特徴が、それぞれ、とてもわかりやすくまとめられています。例えば、TICKER: “GURU“のETFは、ヘッジファンドが保有している株式を参考に後追いでポートフォリオを組成して、アルファを追求しつつ、コストを抑えて運用するETFです。

Global X: 高い透明性

ETFのポートフォリオの内訳が日次で更新されます。下のスクリーンショットの右上に”FULL HOLDINGS(.CSV)”とあるように、TICKER: “GURU“のETFのポートフォリオに含まれる全銘柄が日次で更新されています。投資の研究・勉強の参考になります。私は、高配当ETFのDIVSDIVを参考にすることが多いです。

Global X系ETFの東証上場時の注意点

どのようなETFが東証に上場されるかわかりませんが、ETF投資の注意点は、ETFの中身よりも流動性リスクに注意です。

流動性リスクとは、有事の際に買いたい値段で思うように買えない、売りたいときに思うような値段で売れないリスクのことをいいます。また、流動性がないが故に、成り行き注文を入れたら、意図しない価格で約定してしまう可能性が高いですし、自分の注文がマーケットを動かしてしまい、結果として、自分自身が不利益を被るリスク(インパクトコスト)の可能性もでてきます。

売買できるようになったとしても、取引ボリュームがはっきりとするまでは静観しつつも、ポートフォリオの中身の把握を通じて、自分の投資アイデアをブラッシュアップすることが良いと思います。

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