【コペンハーゲン】ステキな一日は、朝食に飲む北欧紅茶から始まります
紅茶と聞くと、セイロンやダージリン、アールグレイなどを思い浮かべることが多いですし、ペットボトルでも売られていますが、ペットボトルで飲む紅茶は風味に欠けます。
お湯を沸かして淹れる北欧紅茶は香りが全然違います。朝食に飲む1杯の北欧紅茶が、ステキな1日のドアを開けてくれることでしょう。
目次
A.C. PERCH’s
北欧最古の老舗の紅茶専門店であるA.C. PERCH’Sは王室御用達の紅茶でもあります。デンマークの物価の高さにお土産として、なかなか手が出ないのですが、A.C. PERCH’sの紅茶は、紅茶好きの人や自分用にぜひ買ってほしい1品です。(後述しますが、特に、ワイルドベリー・ティーは外せません。)
旅行の日程上、コペンハーゲンは日曜だけ滞在するということもあるかと思います。その際、一番気になることは、お店が開いているかどうか。特にヨーロッパは日曜休日のお店も多く、A.C. PERCH’sも御多聞に洩れず日曜休業です。
ただ、A.C. PERCH’sから歩いて4分ほどのところにあるILLUMS BOLIGHUS(北欧家具、雑貨を集めたデパートのようなところ。個人的には、高級なFrancFrancといった印象です。)でも、いろいろな種類のA.C. PERCH’sの紅茶が売られています。ILLUMSで何も買わなくても、店内をぶらぶらと歩き、見渡すだけで、北欧家具のセンスに触れることができます。
ワイルドベリー・ティー
その名の通りですが、温かい紅茶から立ち上る蒸気がイチゴを中心とするベリーの優しい香りとなって、室内を覆います。疲れた顔もほっこりする優しい紅茶です。私的には、正直、これがアタリです。
仕事に行く前のいや~な、重苦しい気持ちも和みますし、ティーブレイクで飲んでも、気分転換になります。この紅茶に出会う前までは、朝食にコーヒーを飲んでいましたが、コーヒーが無理やりエンジンを入れる・叩き起こす飲み物だとすると、この紅茶は、ゆっくりとエンジンを入れてくれる・起こしてくれる優しい飲み物です。コーヒーを飲みすぎて胃が重くなることがありますが、紅茶では胃疲れありません。
なかなか、自分に合う・求めている飲み物に出会うことはなかなかありませんが、このワイルドベリー・ティーは、今の私の中でベスト3に入ります。いろいろと飲んだり食べたりして経験を積み重ね、美味しいものは美味しい、美味しくないものは美味しくないと正直に言うほうですが、ワイルドベリー・ティーはおススメです。
100gで、79Kr(1Kr=約17円として、約1,340円)
結構、飲んだ後に写真を撮りましたが、缶の中身、茶葉は下の写真のようになっています。
そのほかに、アールグレイ(100g、80Kr/約1,360円、緑色の缶)の他に、グリーンパレス(100g、81Kr/約1,380円、水色の缶)という紅茶を買いました。
アールグレイには、ベルガモットの他にライチが入っています。グリーンパレスには、オレンジピールやマリーゴールドが入っています。いずれもオーガニックです。缶はテープで密封されていますが、グリーンパレスからは良い匂いが漏れてきます。ワイルドベリーを飲んだ後は、グリーンパレスを飲もうと思います。
夏場の飲み方
沸かしたお湯に茶葉を入れ、熱を冷ましてから、冷蔵庫に入れてアイスティーにして飲んでいます。温かい紅茶に比べ、香りは控えめになりますが、紅茶を口の中に含んだ際の香りの広がりは変わりません。むしろ、冷たい分、ごくごく飲めてしまうので、少しもったいない気もしてます。
残念ながら、日本のECサイト等を見ても、ワイルドベリー・ティーが見当たりませんでした。コペンハーゲンに行かれる方は現地でぜひ買ってみてください。周りにコペンハーゲンに行かれる方がいるようでしたら、頼むのもいいと思います。