【投資】バフェットコードのエクセルアドイン機能に全米が涙した
Twitter界隈の個人投資家の方は、バフェットコードの存在を既にご存じかと思います。
機関投資家や法人が使用し、個人投資家よりも早くマーケット情報を仕入れたり、企業分析に使っていたりしていたBloombergやEIKON、最近ではSPEEDAに収載されているようなデータを個人投資家も瞬時にアクセスでき、スクリーニングできるウェブサイトです。
これまで企業分析をしようと思ったら、有報を見て、Excelに手入力して、グラフにしてっとしていました。しかし!2019/7/21にリリースされたエクセルアドイン機能(プレミアム会員用)を使ってExcelに関数を組み込めば、圧倒的に、作業よりも分析の時間に多くの時間を割くことができます。これまでの”作業:分析”の時間配分が90:10だとすると、今後はこの比率が逆転して10:90になると思います。同じ時間でも9割を分析に割けるなんて、感涙です。(私の場合は、ブログの記事のwrite upに時間を割けます。)
Excelアドイン機能が涙もの
Excelアドイン機能のリファレンスは、こちらに記載ありますが、早速、使ってみました。年度(フォントで青色のセル)を入れれば、出力されるように関数を組みました。
↓特定の企業(ANA)を時系列で表してみました。ANAは実効税率が逓減する一方で、ROE、ROA、ROICが逓増していることがわかります。
↓事業年度とティッカー(フォントで青色のセル)を入力して、特定の事業年度における企業の業績を比較する関数を組んでみました。航空業界に属する会社(JAL、ANA、スターフライヤー)を特定の年度で比較してみました。実効税率を見てみると、JALがダントツで低いです。過去に経営破綻したことによる便益(繰越欠損金の使用?)を享受できているから、ROE、営業CFマージンやROICが同業他社よりも高いのでは、と仮説を設定することができます。
今後に期待したいこと
とても素晴らしい機能ですが、残念ながら、WebAPIの実行回数に1日500回の制限がありますし、米国株はまだ対象外のようです。今後に期待です。
- 米国株も対象に
- WebAPIの実行回数の増加