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【為替】ドル円:ショートとロングのせめぎ合い: 前半下り、後半にかけて回復?

 

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40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

やっとGWですね。10連休を取られる方も仕事の方もいるかと思いますが、日本以外のほとんどの国では普通に仕事しています。日本の金融機関が商いを行わない間もマーケットは動きますので、もしものフラッシュクラッシュに備えて、外出前のポジション整理・仕込みを終えていますでしょうか。

現在の為替未決済ポジション(4/26 19:30時点)

2019/1/3の午前7時過ぎは、NY市場がクローズした後ということもあり、取引参加者が少なく、特に市場の厚みが薄い時間帯です。その時間帯にフラッシュクラッシュが起こり、ドル円が108円台から104円台に、他の通貨も瞬間的に勢いよく円高に進んで正月早々に肝を冷やした方も多いと思います。

GWに入る前に、同様にフラッシュクラッシュが起きるのではないか?と考えて、ポジションを決済する方もいれば、予めショートポジションを取る方もいると思います。未決済ポジションの状況を把握できればよいな~と思って探していたら、OANDAが提供していました。OANDAのサイト(OANDAグループの顧客の未決済ポジションの売買比率)によると、USD/JPYの比率はショート:ロング = 55:45で、ショートとロングがせめぎ合っていることがわかります(2019/4/26 19:30時点)

現状、どちらか一方に偏っている状況ではないものの、OANDAの顧客は主に海外ですので、海外市場がオープンしているときに一気に状況が変わるかもしれません。なお、このOANDAのサイトは20分更新で公開されています。

2016年のGWにおける為替相場の動向: 前半円高、後半円安

今回は祝日が設定されての10連休ですが、直近では2016年のGWが、5/2(月)と5/6(金)を有休にすれば10連休となりました。もちろん、2016年の市場環境と現在の市場環境は違いますが、2016年のGWの為替相場の動向をグラフにしてみたところ、(アメリカをはじめとする各国の指標の発表などの影響によるものかと思いますが)GW前半は下り坂(円高基調)、後半は上り坂(円安基調)であることを読み取れます。

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2019年年初にフラッシュクラッシュがありましたので、念のため、2015/16の年末年始の相場環境を見たところ、2015/16の年末年始は下り坂(円高基調)でした。

2018/2019の年末年始における為替相場の動向: 方向感なし

フラッシュクラッシュ、フラッシュクラッシュと何度も言いましたが、一日単位で見てみると方向感はありません。ひょっとしたら、今回のGWでは、旅行中にフラッシュクラッシュがあったことを知らずに、でも、自分のポジションに何も影響がなく旅行から戻ってくる方もいるかもしれません。まずは、枕を高くして寝られる水準の余力を維持したうえで、GWを楽しむことが大事ですね。

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