【コペンハーゲン】美味しいカフェモカを出すKAFFERIET
コペンハーゲンといえば人魚姫像が有名ということなので、先日、コペンハーゲンに立ち寄った際に人魚姫像を見に行ってきました。コペンハーゲン自体、街中にいろいろな像が置かれているので、今度まとめて紹介しようと思います。
目次
人魚姫像への行き方
空港でスーツケース等の大きな荷物の別送手配を取った後、コペンハーゲン空港駅(Koebenhavns Lufthavn st)から電車でØsterport駅まで、乗り換えなしで約24分。駅から人魚姫像まで徒歩で12分程度です。駅の出入り口は一カ所。階段を上って地上に出たら、左右どちらに行けばいいか一瞬わからなくなりますが、左へ。すぐ目の前に緑が見えますが、これはカステレット要塞を取り囲む緑ですので、緑を右手に見ながら道なりに歩いていけば、人魚姫像まで行けます。(同じような観光客がほかにもいるので、迷うことはないと思います。)
なお、別送の手配については、以前書いた記事をご参考ください。→”【コペンハーゲン】空港に着いたら、真っ先にすべき2つのこと”
途中、野鳥を鑑賞することもできるくらい緑が多く、ヨーロッパを実感できます。特に、コペンハーゲンに着いて、その足で直行する場合、さらに実感できると思います。
美味しいカフェモカを発見:KAFFERIET
人魚姫像を見た帰りに見つけたKAFFERIETはネパール大使館の隣に位置しています。1杯でも十分量が多いので、私たちはカフェモカ1杯を二人でシェアしましたが、ほど良い甘さが体に染み入り、空港から直行して訪れた人魚姫像観光の疲れも、かなり回復しました。(カフェモカ1杯: 50 DKK/約850円という値段の高さもあり、二人でシェアしました。)カステレット要塞を時計回りに一周する感じで人魚姫像を観光すれば、道迷うことなく、たどり着けます。
↓Kafferietのウェブサイトにて公開されているお店紹介動画
お店の前の看板に、”BEST COFFEE IN COPENHAGEN”という文字がありましたが、誇張している感じもなく美味しかったです。なお、このお店は、キャッシュレス(現金払いを受け付けていません)ですので、要注意です。ただ、キオスクも屋台もどこでもカード決済できるので、わざわざ小銭や紙幣を持つ必要もないと思います。(現金が必要なのは、バスの中でチケットを買うときくらいでしょうか)。なお、コペンハーゲン滞在中に、スーパーマーケットにも入りましたがセルフレジでした。小国ならではの自動化・効率化が進んでいる気がします。
KAFFERIETのあれこれ
お店のホームページによると、
KAFFERIETの名前はカフェ・コーヒーを想起させるネーミングを念頭に決められ、ロゴは、ベトナム(ハノイ)の文廟(孔子廟)の入り口にある亀の石碑に着想を得て、コーヒー豆に亀を見立てて、ロゴにしたのは発想が面白いです。
KAFFERIETのスローガンは、スローコーヒーです。スローコーヒーとは、豆を二重焙煎するのにかかる時間と、お客様に最高のコーヒーを淹れるための努力を表しています。この努力のために、バリスタは、きめ細かく泡立てて、コーヒーと混ぜ合わせ、口当たり滑らかな一杯を作っています。
オーナーのRud Christiansen氏は日本でカフェを始め、その後、約40年にわたってカフェを運営・発展させ続け、5種類のコーヒー豆を基に、独自の配合・焙煎にたどり着きました。KAFFERIETの注文の85%がミルクベースとのことですので、お店で注文する際は、ホットコーヒーではなく、カフェモカなどを通じて、コーヒーとミルクのマリアージュを楽しんでみるのが良いと思います。カフェモカも酸味よりも甘い後味が広がります。
なお、コーヒー豆の2度焙煎は、時間とノウハウの両方を必要とする難しい工程とのことですので、40年の研鑽を味わえると思います。ウェブサイトの存在を帰国後に知りましたが、カフェ事業として腰を据えて、軸をもってビジネスをしていることがとても伝わってきます。美味しいわけです。