【コペンハーゲン】空港に着いたら、真っ先にすべき2つのこと
観光・旅行を楽しむために、コペンハーゲン空港に着いたら真っ先にすべきこと2つを紹介します。
1つ目は荷物当日配送サービスの利用(当日配送です。翌日配送ではありません。)
2つ目はREJSEKORTの購入
目次
コペンハーゲン空港
まず、デンマークの首都であるコペンハーゲンの主要空港(CPH)は、コペンハーゲン中央駅から電車で約15分(36DKK)、バスで約35分(36DKK)のところにあります。市内中心部から近いものの、慣れない土地でスーツケースを持っての移動は精神的にも疲れます。
なお、空港にはセブンイレブンもあり、日本で見慣れた食品も売られていますが、デンマーク自体、物価が高いので、もちろん、値段も高いです。カップヌードル1個が約300円です。(1 DKK = 約17円)
荷物当日配送サービスの利用
コペンハーゲンには、スーツケース等の荷物を指定先(例:ホテル、クルーズターミナル)に当日配送してくれるサービスを運営している会社(AIRLUGGAGE、VALIZO)があります。
直行便で日本から11時間かけてコペンハーゲンに到着(経由するとさらに時間がかかります。)しても、クルーズのチェックインやホテルへのチェックインまでに時間があるときや、身軽に移動して時間を有効に使いたいとき、まず、思い浮かぶのは、中央駅で荷物を預けて時間まで市内観光に出かけよう!という発想になりますが、AIRLUGGAGEもVALIZOのすごい点は、空港で荷物を預けたら、その日のうちに、指定先に運んでくれます。もちろん、帰る際も、その日のうちに指定先に運んでくれます。
AIRLUGGAGEは荷物の個数によって値段が上がりますが、VALIZOは4個までは一律の値段です。私たちは、コペンハーゲン発着のクルーズ旅行のために、コペンハーゲン空港を利用しました。旅行初日は、預け荷物(スーツケース)の個数が2個でしたので、AIRLUGGAGEを利用し、帰りは、個数が増える可能性(最大4個)があったことから、帰りはVALIZO(事前予約必須)を利用しました。(注:2019年11月16日時点において、Airluggageのウェブサイトは運用が停止されてしまいました。)(2019年11月17日追記)
(AIRLUGGAGEのプライス:ウェブサイトより引用)
(VALIZOのプライス:ウェブサイトより引用。2019年5月時点)
(VALIZOのプライス:ウェブサイトより引用。2020年10月時点。ぱっと見ですが、値上げ&個数が4個から3個に減っているので、改悪されています。)
コペンハーゲン空港のAIRLUGGAGEのオフィス入口は以下の画像のとおりです。(場所は、第2ターミナルの端っこ。カウンター番号152-154のeasyJetのカウンターの反対側の2階です。2枚目の写真は、オフィス入口から1階を見下ろしたものです)
前述したように、私たちはコペンハーゲン発着のクルーズ旅行でしたので、クルーズ旅行を終えて、コペンハーゲンのクルーズターミナルからホテルに移動する際は、VALIZOを利用しました。
クルーズ旅行を1度でもしたことがある方は苦労がわかるかと思いますが、下船後に自分のスーツケースを探す必要があります。色分けされたタグでエリアが区分されているとはいえ、無数のスーツケースから自分たちのスーツケースを時間をかけて探し出し、その後に、お土産・思い出のいっぱい詰まったスーツケースを引いて帰るのは苦痛ですが、VALIZOは事前にメールでやり取りしますので、VALIZOがスーツケースを探して、勝手に目的地に荷物を運んでくれます。なので、下船時にスーツケースを探す必要は一切ありません。(SMSで、指定地に運び終えた旨連絡が入ります。私は電話を取り損ねましたが、ピックアップする際にも電話をくれていました。)
AIRLUGGAGEもクルーズターミナルにいましたが、事前予約以外の方も受け付けているためか、自分でスーツケースを探し出したうえで、AIRLUGGAGEの方に引き渡さないとならないようです。この点を踏まえても、行きはAIRLUGGAGE、帰りはVALIZOで決まりです。
(無数にあるスーツケースから、自分のスーツケースを探さなければなりません。)
日本もクルーズ需要が増えていますし、特定の指定地だけでもよいので、日本も当日指定地配送を導入してほしいです。こういったサービスは非常に助かるので、海外旅行の際は同様のサービスが現地にあるか確認・利用したうえで、ブログにアップしようと思います。
REJSEKORTの購入
REJSEKORTは、デンマーク国内の公共交通機関(電車・バス)で使えるプリペイド型の乗車カードです。
空港、駅、セブンイレブンなどで購入可能ですが、購入時にカード価格80DKK(返却されません)と最低100DKK分のチャージが必要なので、最初に180DKKかかります。その後はチェックイン時に、最低残金として70DKKが必要です(なお、チャージ金額は5年間有効です)。最低残金というのは、日本であまり馴染みのないシステムなので、要注意です。カードへのチャージは駅にあるRejsekort ATMという機械で各種クレジットカード(ピンコードが必要)で可能ですが、バス停ではチャージできないので、バスに乗る際は、チャージ残額に注意が必要です。もちろん、現金で公共交通機関のチケットを都度購入できますが、最低残金がないと、このカードを使ってバスに乗れません。
なお、他の乗客を見て気づきましたが、このカードで複数人分のチェックインができるようですので、必ずしも一人1枚必要というわけではないようですが、すべてのチェックイン機が対応していません。
チェックインの際は、チェックイン機(Check ind)にタッチし、乗り換える場合も、次の交通機関のチェックイン機にタッチします。最後の目的地のチェックアウト機(Check ud)でタッチすれば、チェックインからチェックアウトの一連の操作は完了です。(無人改札なので、入るとき、出るとき、それぞれ青い丸をタッチというのを覚えておけばいいと思います。)参考:REJSEKORTのウェブサイト
最低チャージ金額は106DKK
空港から市内の往復に3 DKK x 2 = 72 DKK。最低70DKKの残金が必要なことから、空港でREJSEKORTを購入される方は、 チャージ金額を最低の100DKKとするので、106DKKチャージしておいた方がよいです。