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米国会社四季報、それは知らなかったアメリカの会社を知るチャンス

2021/04/10
 

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この記事を書いている人 - WRITER -
40代の読書家 兼 エコノミスト。 普段、マネーに世界中をさせています。ブログでは、おカネ(投資)とホン(書評)とタビ(旅行)についてまとめていきたいと思います。「いいね」を押してくださったり、ツイートしてくださると励みになります。 よろしくお願いします。

ネットをいろいろと見ていたら、2週間ほど前に米国会社四季報2018春夏号が発売されていたことを知り、早速、購入しました。注:2021年版春夏号はこちらから。キンドル版を予約すると、発売当日に自動でダウンロードされます。
米国市場に上場されている株式の他に、ETFも収載されているのですが、毎回の特集は参考になります。
今回の特集は、”波乱相場で学ぶ賢人の「虎の巻」”とのことで、具体的にはバフェットの4つの哲学とオニールの銘柄選別法が紹介されています。バフェットもオニールも、いろいろな本で紹介・引用されているので、引用回数の観点からノーベル賞級の哲学・理論ではないかと思いますが、徹底して実践することは、なかなかできません。

バフェットの哲学バフェットからの手紙より)
– 事業内容を理解できること
– 長期的な業績見通しが良いこと
– 経営者が有能で信頼できること
– 魅力的な価格で買うことができること

オニールの銘柄選別法オニールの成長株発掘法より)
キーワードの頭文字をつなげた”CAN-SLIM“の重要性を説いています。
C: Current Quarterly Earnings (当期四半期のEPSと売上)
A: Annual Earnings Increases (年間EPSの増加)
N: Newer Companies, New Products, New Management, New Highs off Properly Formed Basis (新興企業、新製品、新経営陣、新高値)
S: Supply and Demand (株式の需要と供給)
L: Leader or Laggard (主導銘柄か、停滞銘柄か)
I: Institutional Sponsorship (機関投資家による保有)
M: Market Direction (株式市場の方向)

これらの書籍もそのうち紹介したいと思います。
私は、普段、四季報をリビングに置いていて、暇つぶし程度にぱらぱらページをめくる程度ですが、ぱらぱらめくるたびに、自分が知らなかった企業の内容・業績を知ることができるので、勉強になります。ネットですと、どうしても自分が知っている銘柄や興味ある銘柄しか検索の対象にならない(そもそも知らない会社を検索を通して知ることができない)ので、紙媒体はありがたいです。

なお、四季報は日本特有の書籍です。アメリカに行っても、他の国に行っても同じような書籍はありません。海外旅行の際に、書店で探したこともありますが、そもそも書籍として存在しないのだから、書店でいくら探しても見つからないわけでした。

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