【ブリュッセル】日本未進出のショコラトリーを求めて、Passion Chocolatへ
Passion Chocolat (パッション・ショコラ)というチョコレート専門店を紹介します。2022年2月に訪れた際のGoogle評価は5.0でしたが、このブログを書いている2023年2月時点では残念ながら4.7に落ちています。とはいえ、4点代後半ですのでチョコレートを食べ比べする際の候補のお店の一つに入れてよいお店だと思います。
目次
基本情報
Passion Chocolatは、ブリュッセル市内中心部と郊外にそれぞれ1店舗ずつあります。ブリュッセルの2店舗のほかに、ワーテルロー、ルクセンブルクにも1店舗ずつ出店していますが、ここではブリュッセルにフォーカスして紹介します。
市内中心部
住所:Bodenbroekstraat 2/4, 1000 Brussel
営業時間: 月:定休、火 – 土: 11:00 – 19:00、日: 11:00 – 18:00
ホテル(NHコレクション ブリュッセル グラン サブロン)にも併設されていて日曜営業が特徴的です。
郊外
住所: Avenue L. Gribaumont 20, 1150 Woluwe-Saint-Pierre
営業時間: 日・月:定休、火 – 金 11:00 – 19:00、土: 11:00 – 18:00
私たちは郊外のお店にお邪魔しました。お店の人曰く、お店の土地柄、芸大に通うブリュッセル在住の日本人留学生やアーティストの方もよく利用されているようです。
公式ウェブサイト: https://www.passionchocolat.be/en
アクセス
私たちが滞在したブリュッセル・マリオット・ホテル・グランプラスからPassion Chocolat(サブロン店)に行くにあたって、公共交通機関を使った行き方はいくつかありますが、途中乗り換えなしのバス(76番)が便利です。Beursから乗車してPetit Sablonで下車します。(私たちが滞在したブリュッセル・マリオット・ホテル・グランプラスの宿泊体験記はこちらから)
ブリュッセル市内は、意外と(?)坂が多くて勾配がきついのでヒールを履いて歩くには向いてないです。積極的に公共交通機関は使っていきましょう。
なお、郊外のお店に行く際は途中乗り換えなしの1番の地下鉄が便利です。私たちは郊外に位置するミシュランの星付きレストランにランチをしに行った際に立ち寄りました。
Passion Chocolatの歴史
創業は1998年のPassion Chocolat。その歴史は比較的浅いように見て取れますが歴史の浅さをクオリティがカバーしています。創業当初はベルギー郊外のWoluwe-Saint-Pierreに店を構えていたものの、Artisan-madeのプラリネは口コミで徐々に知れ渡り、2009年にはベルギー中心部のSablonにも店舗を構えました。サブロンに店舗を構えたことで、地元民のみならず多くの観光客にも広まり、特にベルギー国外で大々的に宣伝していないものの、今では、世界中にファンがいるとのことです。なお、ウェブサイトには、”Passion Chocolat continues to delight its ardent fans as far afield as China and Japan”と書かれており、日本のみならず中国にも知れ渡っているようです。
郊外店の外観と店内
創業の地でもあり、チョコレート工房でもある郊外のお店は十字路の一画に位置していて看板も控えめです。店内もこじんまりとしていて、お客さんが一度に5人も入ったら窮屈になりそうなくらいです。訪問する時間帯によっては、お店の外で並ぶこともあるかもしれませんが、だからといって急かされるわけでもなく、ゆっくりと選べます。誰だってじっくりと選びたいものですし、ここは、お互い様の精神です。
私たちはお昼前に行ったということもあり、特に並ばずに入ることができました。また、行列ができて後ろの人を待たせることもなかったので、(気持ち的に)急かされずに量り売りを買うことができました。なお、ブリュッセルのチョコレート店の量り売りの相場は100gあたり6€くらいです。(2022年2月当時。なお、ピエールエルメは100gあたり13€くらいで別格的に高かったです。一流のチョコレートとなると、もはや値段とテイストは比例しないと思います。最後は、個人の好みによるところが大きいと思います。)
さて、肝心のチョコレートはというと、量り売りもあれば、もちろんパッケージ売りもあります。時間に余裕があるなら量り売りでプラリネやガナッシュなどの気になったチョコレートを店員との会話を楽しみながら選ぶのも良いかと思います。チョコの型も五線譜に音符を配したものなど、彩り溢れています。五線譜の型はアールグレイのフレーバーでした。
あまりに多くのプラリネやガナッシュがディスプレイされているので、何を買ったらよいか迷いそうな方は事前にこちらのウェブサイトを見て、予習しておくと良いかもしれません。なお、ウェブサイトに載っていないチョコレートも店内に多数ディスプレイされていました。
ハートマークが付いたパッケージは、板チョコです。ダークチョコ、プラリネビスケット、プラリネジャンドゥーヤなどのフレーバーが並べられています。板チョコだけだと映えませんが、2つのSを向かいあわせにしてハート形をつくっており、ちょっとした工夫がされています。
レトロな缶に詰められて売られていたりもするので、ちょっとしたお土産によいかもしれません。
チョコレートのリストはウェブサイトから拝借しましたが、ここに載っていないチョコもたくさんありました。なお、テクスチャー(食感)は粗い印象ですので、食べ比べた際に好き嫌いが出てきそうなチョコだと思います。
日本未進出ですし、日本への配送はおこなわれていませんので、ブリュッセルを訪れた際に試してみる価値のあるチョコだと思います。ブリュッセルを訪れる多くの方は、いろいろなチョコを買って帰るかと思いますので、自分の好きなチョコをぜひ見つけてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。”ツイート”や”いいね”を押してくださると励みになります。