【ストラスブール】通し営業のAu Quai de L’ Illでハーブ香るアルザス料理
私たちは午前にストラスブール中央駅について、ホテルにチェックイン・荷物を置いてから旧市街・クリスマスマーケットを散策していましたが、雑貨屋等を巡っていたら思いの外に時間が経ってしまい、お昼ご飯を食べるタイミングを逃してしまいました。そのときに、立ち寄ったレストランがAu Quai de L’ Illです。
旧市街を散策して昼ご飯を食べるタイミングを逃してしまっても、Au Quai de L’ Illは通し営業しているので、安心して観光プランを立てられます。
目次
基本情報
住所: Pl. du Corbeau, 67000 Strasbourg
営業時間: 日 – 木 11:30 – 22:00、金・土: 11:30 – 23:00
公式ウェブサイト: https://www.auquaidelill.fr/
アクセス
私たちが滞在したMaison Rougeからのアクセスです。(私たちが滞在したホテルMaison Rougeの宿泊体験記はこちらから)
ホテルから徒歩8分程度で、ストラスブール大聖堂からは徒歩5分程度です。旧市街地(イル側の内側)の南の橋を渡ってすぐのところにあります。
すぐ近くにストラスブール市立歴史博物館やアルザス博物館、遊覧船乗り場がありますので、観光終えて一息つきたいときなどにも使い勝手が良いかと思います。遊覧船は70分と45分の2つのプランが用意されており、70分のプランは、一旦、Petit Franceのほうに向かってから欧州議会までゆっくりと巡っていきます。イヤホンが配られ、日本語音声ガイドも用意されています。徒歩の散策で疲れた足を休めながらイル川から街並みを眺めつつ、歩いて見て回るのとは違った視点で観光できます。乗船にあたっては、ネットでチケット(大人1人14.40€)を購入できます。(購入はこちらから)
45分のプラン(大人1人11€)は、旧市街を1周回るプランもしくはPetit Franceのほうに行かずに欧州議会に向かう2つのプランが用意されています。後の予定が詰まっていないようでしたら、70分のプランのほうがお得だと思います。
お店の様子
真冬でもテラス席が用意されており、観光客ウエルカムという感じが漂ってきます。ちなみに、Au Quai de L’ Illのウェブサイトは11カ国語用意されています。日本語もありますが、肝心のメニューはフランス語なので、DeepLなどを通じて自動翻訳する必要があります。
お店のロゴはシンプルですが、お店のロケーションからストラスブール旧市街を臨んだ景色を表しています。
メニュー
さて、私たちはアルザスの郷土料理としてベッコフ(ベックオフ)、それと鶏肉のシャンピニオンソースを注文しました。
ベックオフ(ベッコフ)とは、いろいろな部位の豚肉とジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなどを鍋で煮込んだ料理です。写真は1人分の量です。いくらお腹が空いていても1人で食べ切るのは辛いと思いますが、ハーブやスパイスがよく効いており、ビールに合う気がしました。私たちはランチ後も観光を続ける予定でしたので、ビールを頼みませんでしたが、ビールと一緒なら完食できたと思います。
アルザス料理というよりかはドイツ料理を食べている感覚に襲われましたが、それもそのはず、アルザスは普仏戦争や第一次世界大戦・第二次世界大戦を通じて、何度もフランス・ドイツの間で国旗が変わっていますし、ストラスブールはドイツの目と鼻の先(ライン川を越えてすぐ)のところにあります。アルザス料理は、そのほかに、ソーセージやベーコンと一緒に根菜類、キャベツを入れて煮込んだシュークルート、薄いパン生地にベーコンや玉ねぎを乗せて焼き上げたフラムクーヘンあたりが有名ですが、ドイツ料理を食べ慣れている方にとっては目新しさに欠けると思います。
注文したもう1品は鶏肉のシャンピニオンソース。濃厚でクリーミーなソースと肉厚のチキンでした。チキンはパサつくことなく、中はしっとりとしていてジューシーでした。ソースが美味しく、ぺろっと平らげられます。
どこのお店に行っても、メニューに乗っているであろう定番メニューかと思います。
水(1リットルのボトル)x 1とメイン1品ずつで、仕上がりは2人で39€(5,000円)でした。1人あたり2,500円のランチです。ワインとかビールを追加したら1人あたり3,500円くらいになるかと思います。
ストラスブールは、観光地といっても昼休憩を取るお店が多いです。レストランも、ランチタイムが終わったら、一旦、店を閉めるレストランも多いです。観光・散策していたらランチタイムを逃してしまうことは案外多いかと思います。散策する際は、ランチタイムを逃した場合のプランBも用意しておいた方が、効率よく観光できるかと思います。
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