【ストラスブール】Pâtisserie Durrenbergerは源氏パイ？が絶品
ヨーロッパのクリスマス当日（12/25）は基本的にお店は営業していません。ホテルの予約プランに朝食がついていないと、前日にスーパーマーケットで食材を調達する、中央駅で割高なサンドイッチを買う、くらいしかありません。
この前の記事で紹介したLES MAINS DANS LA FARINEもクリスマス当日の12/25は営業していますし、この記事で紹介するBoulangerie Pâtisserie Durrenbergerも12/25は営業していましたが、営業開始時間はLES MAINS DANS LA FARINよりも遅いです。（真冬の寒い中、開店時間まで外で待つわけにもいかないので、12/25の朝ご飯はLES MAINS DANS LA FARINで調達し、最終日、電車内で食べるパンをBoulangerie Pâtisserie Durrenbergerで調達しました。）
目次
基本情報
住所: 7 Quai Saint-Jean, 67000 Strasbourg
営業時間: 月 – 日 6:00 – 20:00
公式ウェブサイト: https://durrenberger.fr/
アクセス
私たちが滞在したMaison Rougeからのアクセスです。ホテルから徒歩10分弱ですが、ストラスブール中央駅からは、駅目の前の目抜き通りをまっすぐと旧市街の方に5分ほど歩くと橋を渡る手前左側にお店があります。(私たちが滞在したホテルMaison Rougeの宿泊体験記はこちらから)
お店の様子
1882年にオープンしたこのベーカリー。店内はこじんまりとしていて奥行きもなく、イートインのスペースもありませんが、見えるところではなく、むしろ見えないところに創業140年の秘訣が詰まっているのだと思います。
基本的には買ったパンを持ち帰るスタイルです。観光客としてストラスブールを訪れることを考えると、帰りの電車あるいは車の中、もしくは朝ごはんかと思います。
ほかのベーカリーと比べると総菜系のパン（ピザトーストなど）も充実しています。お店のウェブサイトを見たところ、140種類を超えるパンを作っており、一番大事なことは「品質」であると謳っています。立地のよさもあるかもしれませんが、多くのレシピを持ちつつ、一方で品質にもこだわっている姿勢を創業以来貫いているのが、多くの人から支持されている理由かなと思います。
また、ミニサイズのパンも結構あるので、一度にいろいろと食べ比べしたい方には良いかと思います。
フランスに来たらクロワッサンは欠かせませんよね。たぶん、お店によって使っているバターが違うからかもしれませんが、お店によって本当にクロワッサンの味・風味が違うことにびっくりしました。
スイーツも売られており、いろいろと目移りがするなか写真左下に写っているエクレアを買いました。コージーコーナーのジャンボシューを高級にした感じのクリームです。ちなみに、ストラスブールでは、歩きながらエクレアを食べている人を何人か見かけました。
勢い余って写真を撮る前に食べてしまい、食べかけで恐縮ですが、本当はハートの形をしています。食感は源氏パイのようにサクサクですが、パイの層がバターで埋め尽くされています。食感とバターの甘みがとてもよく、もう一つ買えばよかったと食べながら思いました。家の近所のベーカリーでも取り扱って欲しい、と思わせるパンです。ストラスブールに来たら、これは買うべしです。
クロワッサン以外にも美味しいパンに偶然出会えただけで大収穫です。みなさんも、市内観光のほかにも、パンの食べ比べなどしてみてはいかがでしょうか。
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