【サントリーニ】青と白の世界で買うべきお土産とは?
数年前の地中海クルーズ旅行の際にサントリーニ島に立ち寄ったので、その際の旅行を記事にまとめました。サントリーニに行ってみたいと思う人の参考になればと思います。
ハイシーズンは、クルーズ船が1日に5隻も停泊することもあり、そういう日は運が悪かったと思って諦めたほうがよいです。5隻の乗客(少なくとも、1万人以上)が狭い路地を歩いたりするのですから。
目次
サントリーニへの行き方
地中海に浮かぶサントリーニに日本から行くにあたって、直行便はありません。移動手段はフェリー、飛行機、クルーズ船くらいに限られます。
フェリー:
チケット予約サイトより、購入できます。片道、往復、複数ルートから選べます。区間はPIR(アテネのピレウス港)とJTR(サントリーニ島のティラ)を選びます。
アテネ(ピレウス)とサントリーニ(ティラ)間の運賃は、普通のフェリー(約8時間)が片道約40ユーロ/人、高速フェリー(約5時間)が片道約70ユーロ/人です。深夜便も運航されているので、体力のある方、効率よく巡りたい方は深夜便を検討してもいいかもしれません。(深夜便も昼間便も値段は同じです)なお、飛行機と違って、いつ予約しても値段は大きく変わりません。
飛行機:
スカイスキャナーにて、アテネ(ATH)とサントリーニ(JTR)の区間を検索して予約するだけです。飛行機は予約時期、いつ予約するかによって値段が結構変わりますし、LCCの場合は、機内持ち込み荷物や預け荷物に課金されますので、要注意です。(とはいっても、フェリーだと半日かかるところを1時間弱で行けるので、時間をお金で買うという発想の方は飛行機を選択して良いと思います。)
席の埋まり具合にもよるので、一概に言えませんが、今週末の便は12,000円、4か月後の便が7,400円でした。数ヶ月先のフライトの値段は安くなりますが、それでもフェリーよりも高いですね。
クルーズ:
もう一つの移動手段として、クルーズです。地中海クルーズで多くの都市を巡る中の一つにサントリーニが組み込まれているケースです。自分の客室で寝ている間に移動してくれますので、スーツケースからの荷物の荷ほどき・荷造りの手間は不要です。
なお、クルーズ船は大きいため、カルデラでもあるサントリーニ島周辺の水深を踏まえると、港に接岸できません。接岸できないため、クルーズ船は沖留めです。沖留めされたクルーズ船から、テンダーボートに乗り換えて、岸に向かいます。
サントリーニは実は貧しい島だった?
サントリーニは断崖絶壁の孤島ということもあり、外界とのアクセスが非常に悪いです。また、火山ということもあって、肥沃な大地とは程遠いです。よく写真で見かけるような青と白の建物からは知ることができない、サントリーニの裏側は断崖絶壁&荒野です。農作物を育てるにも適した大地ではなく、限られた作物しか生育しません。サントリーニは、実は生きていくには過酷な環境です。観光収入が多くを占めていますが、ベストシーズンが去ったら、サントリーニに出稼ぎに来ていた人も本土に戻るため、多くのお店は閉まりますので、オフシーズンにサントリーニに行くのは避けたほうが賢明です。
青と白の景観
何もないからこそ、創意工夫で観光資源が出来上がったのかと思います。ギリシャの国旗でもある青と白で彩られた街並みからは、思わず写真を撮りたくなる、歩く人を幸せで包み込む雰囲気が感じられます。
私たちは10月上旬にサントリーニ島に行きましたが、天気が良く、10月上旬でも暑かった記憶があります。
狭い路地を散策しようとすると、時間帯にもよるかもしれませんが、原宿の竹下通りのような賑わいです。
暑い天候の下、混雑の中、散策するというのは結構体力を使いますし、疲れます。疲れた体に癒しを与えてくれるのが、地域特産のお酒です(私の場合は)。サントリーニの地ビールでもある”VOLKAN”(噴火)という名前のビールで乾いた喉を潤しました。快晴の天気の下、テラス席で飲むビールほど、格別なものは他に思い浮かびません。
お土産第3位:ナッツ
さて、ここからはサントリーニのお土産を私の主観でランク付けしました。
ギリシャ旅行のお土産というと、「バクラバ(Baklavas)」などが有名ですが、正直言って、どこでも買えます。
バクラバ:ピスタチオやクルミなどのナッツ類をハチミツで絡めてパイ生地で焼き上げたお菓子です。パイ生地だからサクサク食感?と思うかもしれませんが、濃いシロップがハンパなく塗りたくられているため、ぬちゃぬちゃする食感のあま~いお菓子です。直接、手で持つと、もれなく甘い蜜で手がべたべたになります。
乗り継いでサントリーニに行くからには、サントリーニ特産のお土産を購入したいです。
ナッツの生産でも有名なサントリーニで買うなら、「サントリーニナッツ」がおすすめです。特に、職場のお土産置き場などに、ぽんと置いておくのにぴったりです。(値段的にも)土産物屋やスーパー、露天商と至る所で購入できます。ナッツも種類が豊富、味もハチミツやキャラメルでコーティングされたものなどたくさんあるので、選ぶ楽しみもあります。露天商と雑談しながら、味見をさせてもらいながら、職場用として、1kgのデカ袋を買いました。職場へのお土産選びに困ったら、サントリーニナッツを検討してみてください。
お土産第2位:はちみつ
はちみつ好きな人も、そうでない人も、はちみつショップを見かけたら、入ってください。アカシアはちみつは癖もなく食べやすいこともあって有名ですが、それ以外にいろいろな蜜からできたはちみつを試食させてもらえます。自分に気に入ったはちみつを選ぶ楽しみがあります。
お土産第1位:デザートワイン
お酒好きな方、珍しいワインを飲みたい方、話のネタが欲しい方は、サントリーニワインの購入を検討してはどうでしょうか。最初、冷やかし半分でワインを見ていましたが、試飲させてもらったら、すっきりとした甘さ(甘ったるくない)が気に入って、1本30ユーロ前後のデザートワインを2本、即買いしました。なお、ワインの免税範囲は3本/人までですが、免税範囲を超えたとしても、税関に申告して払う関税は100円/本なので、たいしたことありません。
休みの日の昼下がり、ベランダや公園ピクニックで、このワインが1本あれば、ゆっくりとした優雅な時間を過ごすことができること間違いありません。